誰しも、自分のこと以外考えていない

誰しもが戦争なんて巻き込まれたくもないし、戦争なんかしないにこしたことはないのに、なぜか戦争は常に起きている。テロに置き変えてもいい。正義のためにテロを起こす人々は、「自分が突然見も知らぬ人に攻撃されても仕方ありません」だなんて考えてないだろう。むしろ、「やられる前にやってやる」ぐらいなものだろう。自分視点である。だからこういったことはなくならない。世界報道写真展を見ていると、毎年なにかしら、テロの犠牲者であるとか、攻撃を受けた結果であるとか、そんなものが入選している気はする。数ある写真の中から選ばれている。選ぶ意図としては、「攻撃性を助長する」というものではもちろんないだろう。わたしは、選ばれた経緯であるより、「よくもまあ毎年こんな写真が世界のどこかで撮影できるもんだな」と思う。ああいった写真を見て、「やられる前にやるべき」ということを心底思える個人は殆どいないと思う。なのになぜ戦争は起こるのだろう。もし、仮にあれらの写真を潰さなく世界中の人の目に止まるようにすれば戦争やテロはなくなるのかと想像を飛躍させるが、それでも絶対になくならない、なくなるはずがないと思ってる。わたしの考え方は少しおかしいのかもしれないけど、とにかく、世界報道写真展を見るたびに「戦争やテロをなくすことは不可能なんだろうな」と暗澹たる気持ちに、一瞬なる。